1999年にニンテンドー64で発売された『カスタムロボ』。
プレイヤーが「ロボマスター」となり、
自分のロボをカスタマイズして戦う3Dバトルアクションです。
シンプルな見た目とは裏腹に、奥深い戦略性とスピード感。
そして「友達と対戦した時の盛り上がり」は、今でも多くの人が語る伝説級。
今回は、そんなカスタムロボ64の魅力を徹底レビューしていきます!
基本情報
- タイトル:カスタムロボ
- 発売日:1999年12月8日
- 対応機種:ニンテンドー64
- ジャンル:3Dバトルアクション
- 開発・販売:任天堂 / ノイズ
自分だけのロボを作る楽しさ
カスタムロボ最大の魅力は、なんといっても自由なカスタマイズ性。
プレイヤーは「ボディ・ガン・ボム・ポッド・レッグ」などのパーツを組み合わせ、
自分だけのオリジナルロボを作ることができます。
「スピード重視」「攻撃特化」「トリッキー型」など、
組み合わせ次第でまったく違う戦い方が可能。
自分のスタイルを作り上げる過程が、もう最高に楽しいんです。
爽快感抜群の3Dバトル
バトルは3Dフィールド上で行われ、
スピーディな移動と射撃、爆撃、近接攻撃を駆使して戦います。
とにかくテンポが良く、1戦1戦が短くても中毒性が高い!
特に対戦では「あと1発で勝てる!」という瞬間が多く、
白熱すること間違いなし。
ステージによって地形が異なり、
障害物の配置を利用した戦略も重要です。
ストーリーモードも熱い!
カスタムロボは対戦だけでなく、
しっかりとしたストーリーモードも搭載。
主人公がロボマスターとして成長していく王道展開で、
仲間との絆やライバルとのバトルが熱い!
当時は「対戦専用ゲーム」と思われがちでしたが、
意外とストーリーもしっかり作り込まれた名作です。
奥深い戦略と駆け引き
一見すると「シューティングバトル」ですが、
実際は非常に戦略的。
- ガンの弾速・射程・拡散具合
- ボムの設置タイミング
- ポッドの誘導性
- レッグによる機動力調整
これらを総合的に組み合わせることで、
相手の行動を先読みする心理戦が生まれます。
上手いプレイヤーほど、まるで格闘ゲームのような読み合いに。
対戦が本領発揮! 友情崩壊ゲームの1つ
マリオカートやスマブラと並ぶ「64三大友情崩壊ゲーム」の一角。
- 自分の得意ロボで無双
- ギリギリで逆転されてコントローラー投げ
- 禁止ロボ(ジオトラップ系)を巡る揉め事
当時のプレイヤーなら誰もが通った道です(笑)
4人対戦が可能で、ワイワイ盛り上がること間違いなし。
豊富な機体・パーツ数
登場ロボは30体以上、パーツの組み合わせは数百通り以上!
使いこなすほどに戦略が広がるのが魅力です。
一部のロボやパーツはストーリークリア後に解放されるため、
やり込み要素も十分。
「全ロボコンプリート」を目指して遊び尽くした人も多いはず。
BGM・効果音も熱い!
戦闘中のBGMはテンションを上げる疾走感のある曲ばかり。
また、ロボの攻撃音・ブースト音・爆発音など、
金属的で心地よい効果音が耳に残ります。
まさに「メカ×バトル」の世界観を完璧に表現しています。
現代視点での惜しい点
- グラフィックはややポリゴン感が強い
- カメラワークが荒い場面もある
- 操作に慣れるまで時間がかかる
とはいえ、1999年発売のゲームとしては驚異的な完成度。
“スピード感と直感操作”がここまで両立したタイトルは、今でも貴重です。
今遊んでも楽しい理由
- 自由度の高いカスタマイズ
- 熱すぎる対戦バトル
- 個性豊かな機体デザイン
- 戦略性とスピードの両立
どの時代に遊んでも“飽きない面白さ”がある、
まさに知る人ぞ知る神ゲーです。
総評:64後期の隠れた名作アクション!
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| グラフィック | ★★★☆☆ |
| 操作性 | ★★★★☆ |
| 戦略性 | ★★★★★ |
| 対戦の盛り上がり | ★★★★★ |
| 総合評価 | ⭐⭐⭐⭐☆(4.5 / 5) |
まとめ
『カスタムロボ』は、
ニンテンドー64の対戦ゲーム文化を支えた名作アクションです。
派手さはないけれど、
遊べば遊ぶほど“自分の戦い方”を作れる奥深さ。
仲間と語り合いながらロボを改造していたあの頃のワクワク感を、
今でも思い出せる一本です。