押し入れや倉庫から久しぶりに出したスーパーファミコン(SFC)ソフト、
「なんだか汚れてる…」「金属部分がサビてる…」なんてことありませんか?
レトロゲームは時間が経つほど貴重になりますが、
正しい方法で汚れを落とす・メンテナンスすることで、
見た目も動作も新品に近づけることができます✨
この記事では、
✅ カートリッジの外側の汚れ
✅ ラベル部分のくすみ
✅ 接点(金属端子)の掃除
など、スーファミソフトの汚れを落とす正しい手順を紹介します。
用意するもの
まずは安全に掃除するためのアイテムを揃えましょう。
- 無水エタノール(または接点復活剤)
- 綿棒
- 柔らかい布(マイクロファイバーなど)
- 消しゴム(プラスチック用が理想)
- 精密ドライバー(分解する場合)
- 手袋(皮脂を防ぐため)
これらはすべてAmazonや100円ショップでも揃うものばかりです。
外装の汚れを落とす方法
- 柔らかい布を軽く湿らせて拭く → まずはホコリ・指紋をやさしく拭き取りましょう。
- しつこい汚れは無水エタノールで対応 → 綿棒に少量つけて、カートリッジの角や溝を丁寧に拭き取ります。 ※アルコールをかけすぎるとラベルが滲むので注意!
- シール面(タイトルラベル)は乾拭き中心 → 印刷が剥げやすい部分なので、水分は厳禁です。
黄ばみの取り方(経年劣化の対策)
スーファミソフトや本体の黄ばみは、プラスチックの酸化が原因です。
完全に戻すのは難しいですが、次の方法である程度改善します👇
- プラスチック用消しゴムで軽くこする → 表面の汚れを削り取る感覚で少しずつ。
- 重曹+水を練って、柔らかい布で磨く → 研磨しすぎに注意。数回に分けて行いましょう。
本格的に漂白したい場合は「レトロブライト」という方法もありますが、
こちらは後日紹介します。
金属端子(接点)の掃除方法
「ソフトを差しても起動しない」「画面が真っ黒」
そんなときは接点の汚れが原因のことが多いです。
手順:
- 無水エタノールを綿棒につける
- 端子(金色の金属部分)をやさしく拭く
- 汚れが取れたら乾いた綿棒で乾拭き
- 数分乾燥させてから本体に差し込む
※それでもダメなら、接点復活剤(コンタクトスプレー)を試すのも◎
💡 注意: 研磨剤やヤスリで削るのはNG!
金属メッキが剥がれて逆に故障の原因になります。
どうしても起動しない場合の対処法
- スーファミ本体側の端子が汚れている
- ソフトの内部がサビている(分解掃除が必要)
- 電源ケーブルやAVケーブルの接触不良
このあたりも原因になりやすいです。
無理に何度も抜き差しするより、接点を確認してから再チャレンジしましょう。
レトロゲームの保存方法(再汚染防止)
せっかくきれいにしたソフトも、
保管環境が悪いとすぐにまた汚れてしまいます。
おすすめは👇
- 直射日光を避ける
- 湿気の少ない場所に保管
- 個別のビニールスリーブやカセットケースに入れる
100円ショップのカードケースやフィギュア用クリアボックスも活用できます。
まとめ:レトロゲームは「お手入れ」も楽しみの一部
スーファミソフトの汚れ落としは、
単にきれいにするだけでなく、「当時の思い出を蘇らせる時間」でもあります。
1本ずつ丁寧に磨いていくうちに、
「このソフト、友達の家で遊んだなぁ」なんて記憶もよみがえるかもしれません。
レトロゲームの魅力は、遊ぶことだけじゃなく“手をかけること”にもある。
大切な思い出のカートリッジを、これからも長く大事に残していきましょう。