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2024年2月29日にPlayStation 5で発売された「ファイナルファンタジーVII リバース」は、2020年発売の「ファイナルファンタジーVII リメイク」から続く、全3部作構想の第2作目にあたるRPGだ。前作でミッドガルを脱出したクラウド一行が、広大な未知の大地へと踏み出していく物語を描く。この記事では各メディアのレビューを総合しながら、システム面の進化や評価のポイントを客観的にまとめていく。
基本情報
| タイトル | ファイナルファンタジーVII リバース |
| 対応機種 | PlayStation 5(PC版・Switch2/Xbox Series X|S版も後日展開) |
| 発売日 | 2024年2月29日(PS5) |
| ジャンル | RPG |
| 価格目安 | 通常版9,878円(税込)、後日「新価格版」6,578円(税込)も発売 |
| レーティング | CERO C(15歳以上対象) |
| 開発・発売元 | スクウェア・エニックス |
※価格は時期により変動する場合があります。購入前に公式ストアで最新価格をご確認ください。デラックスエディション等の特典違いのエディションも用意されている。PC版は2025年1月、Switch2/Xbox Series X|S版は2026年6月に後日展開された。
どんな物語なのか
前作「FF7リメイク」でミッドガルを脱出したクラウド一行が、広大な未知の大地へと踏み出していくところから物語が始まる。本作ではオリジナル版(1997年発売)における「忘らるる都(フォーゴットン・シティ)」到達までの展開を描きつつ、独自の新規エピソードも数多く盛り込まれている。クラウド・セフィロス・ザックスそれぞれの視点で並行して描かれる筋書きも本作の見どころで、原作を知るファンでも先の読めない展開が用意されている。
システム面の見どころ
オープンワールド化した探索

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前作がミッドガル市内という限定的な舞台だったのに対し、本作では複数のワールドエリアを自由に探索できるオープンワールド構成へと大きく進化した。マップ各所に散りばめられたやり込み要素を巡りながら、キャラクターとの絆を深めるサブイベントも豊富に用意されている。
豊富なミニゲームの数々
チョコボレースやカード対戦「クイーンズブラッド」をはじめ、非常に多くのミニゲームが用意されている点も本作の特徴だ。ボリューム満点の作り込みとして歓迎する声がある一方、「本編のストーリーから気が逸れる」「やや冗長に感じる」といった声も一部メディアから挙がっており、量の多さそのものが賛否両論のポイントになっている。
キャラクター育成とバトルシステムの進化

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キャラクター育成システム「フォリアボード」では、各キャラクターのアビリティやステータスを自分好みに成長させられる。バトル面では、パーティメンバー同士が連携する「シナジーアビリティ」「シナジーわざ」が新たに追加され、アクティブタイムバトルならではの戦略性がさらに深化している。
ジュノン・コスタ・デル・ソル・ゴールドソーサーなど象徴的なロケーション
オリジナル版で人気の高かった「ジュノン」の軍事パレード、リゾート地「コスタ・デル・ソル」、テーマパーク「ゴールドソーサー」、コスモキャニオンなど、シリーズを象徴するロケーションの数々が最新のグラフィックで再現されている点も大きな見どころだ。それぞれの街でミニゲームやサブイベントが用意されており、探索するだけでも見応えのあるボリュームになっている。
グラフィックモードの選択
PS5版では、より高精細な映像を優先する「グラフィックモード」と、フレームレートの滑らかさを優先する「パフォーマンスモード」を切り替えられる。じっくり景観を楽しみたいか、バトルのテンポを重視するかで好みに合わせて選べる仕様になっている。
各メディアのレビュースコア
- Metacritic: 93/100(119件集計、シリーズ歴代でも屈指の高スコア)
- IGN: 9/10(90点)
- GameSpot: 8/10
- ファミ通クロスレビュー: 10・10・10・8の合計38点(プラチナ殿堂入り)
いずれのメディアも高水準の評価で足並みが揃っており、物語・グラフィック・バトルシステムの完成度に対する評価の高さがうかがえる。
高評価ポイント
- 物語・グラフィック・バトルシステムいずれも軒並み高水準にまとまっている
- オープンワールド探索とミニゲームの物量が非常に豊富で、ボリューム満点
- キャラクターそれぞれの描写がさらに深化し、原作ファンも新規プレイヤーも楽しめる構成
- フォリアボードやシナジー技など、育成・バトル両面のシステムが着実に進化している
気になる点
- ミニゲームの数が非常に多く、「本編のテンポが削がれる」と感じるプレイヤーもいる
- ボリュームが大きい分、フルコンプリートを目指すと相応のプレイ時間が必要になる
- 3部作の中間作という性質上、本作単体では物語が完結しない点は留意しておきたい
やり込み要素「ワールドインテル」
各エリアには、AIパートナー「チャドリー」から依頼される「ワールドインテル」と呼ばれるやり込みコンテンツが用意されている。規格外の強さを誇るモンスターの討伐や、隠された祠の攻略、ミニゲームのハイスコア更新など、多彩な目的が用意されており、メインストーリーを進めながら寄り道でじっくり遊べる作りになっている。これらを一つずつクリアしていくことで、キャラクターの新しいアビリティが習得できる場合もあり、探索の動機付けとしても機能している。
前作との違い・3部作の位置づけ
前作「FF7リメイク」がミッドガル市内という限定的な舞台だったのに対し、本作は一気にオープンワールド化し、探索・やり込み要素が大幅に増量された。本作は「FFVIIリメイクプロジェクト」全3部作の中間作にあたり、物語はまだ完結しない。次回作で完結編が予定されているが、2026年8月時点でタイトル・発売時期の確定情報は出ていない。前作をクリアしていることが前提のストーリーになっているため、遊ぶ際は「FF7リメイク」からの順番でのプレイをおすすめする。
こんな人におすすめ/おすすめしない人
おすすめな人:「FF7リメイク」をクリア済みで続きが気になる人、ボリューム満点のオープンワールドRPGをじっくり遊びたい人、原作の名場面がどう描かれるか楽しみな人。
おすすめしない人:前作未プレイの人は物語の前提が繋がっているため、まず「FF7リメイク」から始めるのがおすすめ。短時間でサクサク遊びたい人には、ミニゲームも含めたボリュームの大きさがやや重く感じられる可能性がある。
まとめ
「ファイナルファンタジーVII リバース」は、オープンワールド化による探索の自由度と豊富なミニゲーム、深化したバトルシステムによって、Metacritic 93・IGN 9/10・ファミ通38点という高い評価を獲得した意欲作だ。ミニゲームのボリュームには賛否があるものの、3部作の中間作として物語・グラフィック両面で高水準にまとまっている。「FF7リメイク」から続けて楽しみたい人には特におすすめできるタイトルだ。発売当初はPS5独占だったが、2025年のPC版、2026年のSwitch2/Xbox Series X|S版展開によって、より多くの環境で遊べるようになっている点も購入を検討する際のポイントになるだろう。