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スプラトゥーン2 レビューまとめ|評価・感想を徹底解説

画像: ©2017 Nintendo

スプラトゥーン2 バトルステージのスクリーンショット

画像: 公式サイト

2017年7月21日にNintendo Switchで発売された「スプラトゥーン2」は、Wii U用ソフト「スプラトゥーン」の正統続編にあたるインクアクションシューティングだ。全世界で1,300万本を超えるヒットを記録し、Switch本体の普及を後押ししたキラータイトルの一つでもある。2022年には後継作「スプラトゥーン3」も発売されているが、本作にしかない要素や現在の立ち位置も含めて、各メディアのレビューを総合しながら客観的にまとめていく。

基本情報

タイトル スプラトゥーン2
対応機種 Nintendo Switch
発売日 2017年7月21日
ジャンル アクションシューティング
価格目安 パッケージ版・DL版とも6,578円(税込)
レーティング CERO A(全年齢対象)
開発・発売元 任天堂

※価格は時期により変動する場合があります。購入前に公式ストアで最新価格をご確認ください。有料拡張パック「オクト・エキスパンション」(2018年6月配信、単品1,980円)は、2022年4月以降はNintendo Switch Online加入者向け追加パックに入っていれば追加料金なしで遊べます。

どんな物語なのか

基本ルールの「ナワバリバトル」は、4対4の2チームに分かれてインクを塗り合い、制限時間内に自陣の色で塗った面積の広さを競うというシンプルながら奥深いコンセプト。倒した相手の数ではなく「塗った面積」で勝敗が決まるため、撃ち合いが苦手なプレイヤーにも活躍の場がある点が本シリーズならではの魅力だ。一人用のストーリーモード「ヒーローモード」では、「New!カラストンビ部隊」の新兵としてプレイヤーが街のエネルギー源「オオデンチナマズ」とアイドル「アオリ」の行方を追い、タコ軍団「オクタリアン」との戦いに挑む構成になっている。

システム面の見どころ

新ブキ種「マニューバー」「シェルター」

前作から引き継ぐシューター・ローラー・チャージャーに加え、2丁拳銃のように素早い連射と回避行動が持ち味の「マニューバー」、傘を盾にしながら戦う独特な立ち回りの「シェルター」という2つの新ブキ種が追加された。それぞれ専用のサブウェポン・スペシャルウェポンが組み合わされており、プレイスタイルの幅がシリーズ初代から大きく広がっている。

協力プレイの新モード「サーモンラン」

サーモンランのゲーム画面

画像: 公式サイト

前作Wii U版にはなかった新モードとして追加された「サーモンラン」は、最大4人で協力しながら大量発生する「シャケ」を撃退し、規定数の「金イクラ」を集めてノルマ達成を目指すモード。対人戦とは異なる協力プレイの楽しさが評価されており、期間限定で開催される点も話題性を高める要因になっている。

フェス・ギア・カスタマイズ

テンタクルズがお題を出し、プレイヤーが2つの陣営に分かれて投票・対戦する期間限定イベント「フェス」は本シリーズの名物要素。装備に付与する「ギアパワー」やスペシャルウェポンも一新され、キャラクターの髪型・ボトムスといった見た目のカスタマイズ要素も拡充されている。オンライン対戦のたびに違う組み合わせのブキ・ギアで戦えるため、長く遊んでも飽きにくい設計になっている。

amiiboとオンラインプレイ

スプラトゥーン2に対応したamiibo(イカ・タコフィギュア等)を読み込ませることで、専用のミッションに挑戦できたり、限定ギアを入手できたりする連動要素も用意されている。また、オンラインでの対戦・協力プレイを楽しむには有料サービス「Nintendo Switch Online」への加入が必要な点も購入前に押さえておきたいポイントだ。

各メディアのレビュースコア

  • Metacritic: 83/100(Metascore)
  • IGN: 8.3/10
  • GameSpot: 8/10
  • ファミ通クロスレビュー: 9・9・9・10の合計37点(プラチナ殿堂入り)

いずれのメディアも高水準の評価で足並みが揃っており、シリーズとしての完成度の高さがうかがえる結果となっている。

高評価ポイント

  • 前作の魅力をそのままに、新ブキ種やサーモンランなどコンテンツ量が大幅に増えている
  • 「フェス」による期間限定イベント性が、コミュニティ全体を巻き込む盛り上がりを生んでいる
  • 携帯機としても遊べるSwitchの特性を活かし、いつでも気軽にオンライン対戦を楽しめる
  • ナワバリバトルという「塗り面積を競う」独自ルールが、撃ち合い以外の戦略性を生んでいる

気になる点

  • 「前作の正統進化に留まり、驚きの少ない続編」という指摘が複数のレビューで見られる
  • ボイスチャットが標準搭載されておらず、フレンドとの連携面で不便さを感じる声がある
  • 対戦中心のゲームであるため、一人用のヒーローモードのボリュームはやや控えめ

前作・後継作との違い

前作(Wii U版無印)からの進化点

初代スプラトゥーン(Wii U)と比べ、新ブキ種2種(マニューバー・シェルター)の追加、スペシャルウェポンの一新、キャラクターカスタマイズの拡充に加え、協力モード「サーモンラン」が新規に導入された点が大きな違いだ。携帯機としても据え置き機としても遊べるSwitchの特性を活かし、外出先でも気軽にナワバリバトルに参加できるようになったことも見逃せない進化点といえる。

後継作「スプラトゥーン3」との使い分け

2022年9月に発売された後継作「スプラトゥーン3」では、ステージ数やブキの種類がさらに増え、独自のストーリーモードや新モード「バンカラマッチ」が追加されている。オンラインサービス「イカリング2」の一部機能(オンラインラウンジ)は2021年7月に終了しているため、これから始める場合は最新作である「スプラトゥーン3」を選ぶのが基本になる。一方で、本作は中古やダウンロード版が入手しやすく、シリーズの原点や「オクト・エキスパンション」のストーリーを体験したい人にとっては、今なお遊ぶ価値のあるタイトルだ。購入前にはオンライン対戦機能が現行バージョンで問題なく利用できるか、公式サイトで最新情報を確認することをおすすめする。

有料拡張「オクト・エキスパンション」

2018年6月に配信された有料拡張パック「オクト・エキスパンション」では、記憶を失ったタコの少女「イイダ(仮称8号)」を操作し、地下鉄の駅を模した「地下鉄デポ」の数々のテストステージをクリアしながら地上を目指すという、本編とは一味違うストーリーを楽しめる。ヒーローモードとは異なる硬派なステージ構成が特徴で、シリーズファンの間でも評価の高いボリュームコンテンツだ。

こんな人におすすめ/おすすめしない人

おすすめな人:撃ち合いが苦手でもチーム戦で活躍したい人、協力プレイのサーモンランを楽しみたい人、シリーズの原点やオクト・エキスパンションのストーリーに触れてみたい人。

おすすめしない人:これから新しく始めるなら基本的には最新作「スプラトゥーン3」の方がステージやブキが充実しているため、こだわりがなければそちらを優先したい人には本作は物足りない可能性がある。

まとめ

「スプラトゥーン2」は、前作の魅力を土台にサーモンランや新ブキ種といった要素を積み重ね、Metacritic 83・IGN 8.3・ファミ通37点と高い評価を獲得したシリーズの重要作だ。後継作「スプラトゥーン3」の存在によって「最新作ではない」立ち位置にはなったものの、独自のストーリーやコンテンツを持つ一作として、今でも十分に楽しめるタイトルといえる。

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