画像: ©Nintendo (スーパー マリオパーティ 公式サイトより)
2018年10月5日にNintendo Switchで発売された『スーパー マリオパーティ』は、シリーズ本編として6年ぶりとなる完全新作のパーティゲームです。マリオパーティシリーズは「マリオパーティ10」以降しばらく間が空いていましたが、本作はすごろく盤面とミニゲームというシリーズの原点に立ち返りつつ、Joy-Conならではの新しい遊び方を数多く取り入れたことで評価を大きく回復させました。発売から数年が経った今も世界累計2,000万本以上を売り上げ、シリーズ屈指のヒット作となっています。この記事では、各メディアのレビューを総合しながら、ゲームの特徴・評価ポイントを客観的にまとめて紹介します。

画像: 公式サイト
基本情報
| タイトル | スーパー マリオパーティ |
|---|---|
| 対応機種 | Nintendo Switch(Switch Lite単体では不可、別途Joy-Conが必要) |
| 発売日 | 2018年10月5日 |
| ジャンル | パーティゲーム |
| 開発/発売 | NDcube / 任天堂 |
| 価格目安 | 6,578円(税込、パッケージ版/ダウンロード版とも同額) |
| プレイ人数 | 1〜4人(オンライン対応) |
| 追加DLC | なし |
※価格は時期により変動する可能性があります。購入前に公式ストアで最新価格をご確認ください。
どんなゲームなのか
『スーパー マリオパーティ』はストーリー性のあるRPGではなく、マリオシリーズのキャラクターたちですごろく盤面を進み、要所要所で発生するミニゲームで競い合うパーティゲームだ。4人のプレイヤーがサイコロを振って盤面を進み、コインやスターの獲得数を競う「マリオパーティモード」が中心。全12種類のボードにはそれぞれ異なる仕掛けが用意されており、盤面ごとに戦略や立ち回りが変わる作り込みがされている。
2人1組で協力して盤面を進む「2on2チームモード」も新要素として搭載されており、味方と同時にサイコロを振って合計値で進む独自のルールが、単純な早い者勝ちとは違う駆け引きを生んでいる。誰か一人が突出して勝つのではなく、逆転の要素が随所に仕込まれている点もシリーズらしい魅力だ。
システム面の見どころ
Joy-Con単体を活かした新しい遊び方
本作最大の特徴が、Joy-Conを1本ずつ切り離して使う新モード群だ。「ジョイパッドモード」ではJoy-Conを立てて専用のスタンドのように使い、直感的な操作で遊べる。「全身でリズムを体感」するリズムモードでは、Joy-Conの振動やモーションを使ったミニゲームが用意され、体を使った盛り上がりを演出する。
息を合わせて挑む協力プレイ
「息を合わせてサバイバル」と題された協力型のミニゲームでは、最大4人で力を合わせて障害物を乗り越えたり課題をクリアしたりする。対戦だけでなく協力プレイにもしっかり比重が置かれており、子供から大人まで一緒に盛り上がれる懐の広さがある。
ボリューム豊富な80種類のミニゲーム
収録されているミニゲームは全80種類とすべて新作。反射神経を試すもの、頭を使うパズル系、体を動かすアクション系まで幅広いジャンルが揃っており、1人用の「チャレンジロード」やミニゲームだけを自由に遊べる「フリープレイ」、オンラインで4人対戦できる「オンラインアスロン」など、遊び方も多彩に用意されている。
キャラクターごとに異なる「キャラクターダイス」
盤面ですごろくを進める際に使うサイコロも本作の見どころのひとつ。従来の1〜6の目が出る通常サイコロに加え、マリオなら安定した1〜6、ワルイージなら1・6のみでハイリスクハイリターン、テレサなら-2〜6と後退の可能性もある、といったようにキャラクターごとに専用の「キャラクターダイス」が用意されている。どのキャラクターを選ぶかによって立ち回りの方針が変わり、単純な運試しだけでなく軽い戦略性が加わっている点がシリーズファンからも支持されている。

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各メディアのレビュースコア
「マリオパーティ10」以降伸び悩んでいたシリーズ評価を大きく引き上げた作品として、国内外のメディアから好意的なスコアが並んでいる。
- Metacritic: 75点
- ファミ通クロスレビュー: 34/40点(内訳8・8・9・9)
- Nintendo Life: 8/10「原点回帰しつつ新しいアイデアを取り入れた快作」
- IGN: 7.3/10
- GameSpot: 7/10「友情を試す一作」、戦略性の追加やミニゲームの完成度を評価しつつ、オンラインモードの物足りなさを指摘
大手メディアのスコアはおおむね7点台後半から8点台に集まっており、辛口寄りのMetacritic集計でも75点と及第点以上を確保。シリーズ低迷期からの立て直しを果たした一作として、評価・実売本数(世界累計2,000万本超)の両面で成功したタイトルだ。
高評価ポイント
- 盤面ごとに個性的な仕掛けが用意されており、駆け引き・逆転の要素がしっかり機能している
- Joy-Conのモーション・振動を活かしたミニゲームがバリエーション豊かで、体感型の盛り上がりがある
- 協力プレイのミニゲームが充実しており、対戦が苦手な子供や初心者でも楽しめる
- 2on2チームモードなど、従来の「早い者勝ち」から一歩進んだ戦略性のある新モード
- 1人でも遊べるチャレンジロードやフリープレイがあり、ソロプレイヤーでも遊びごたえがある
気になる点
- オンラインモードはミニゲームの対戦のみに限定されており、盤面すごろくをオンラインで遊ぶことはできない
- Joy-Con単体で遊ぶモードの一部は、Bluetooth接続の遅延や誤操作が起きやすいという指摘がある
- 1人用モードのボリュームは対戦・協力プレイに比べると控えめで、ソロ専用タイトルとしての満足度は高くない
- Nintendo Switch Lite単体ではプレイできず、別途Joy-Conを用意する必要がある
過去作との違い
「マリオパーティ9」「マリオパーティ10」では全員が同じ車に乗って盤面を進む方式が採用され、従来の「サイコロを振って個別に進む」というシリーズの根幹ルールから離れたことが賛否を呼んでいた。本作『スーパー マリオパーティ』は、この车方式を廃止し、初代からの伝統である個別にすごろく盤面を進むルールに回帰した点が最大の変更点だ。その上で、キャラクターごとに異なる能力を持つ専用サイコロ「キャラクターダイス」や、Joy-Conを活かした新モードなど、原点回帰と新要素の追加を両立させたことが高く評価されている。
こんな人におすすめ/おすすめしない人
おすすめな人
- 家族や友人と集まって、みんなでワイワイ盛り上がれるゲームを探している人
- Joy-Conのモーション操作を活かした体感型ミニゲームを楽しみたい人
- 対戦だけでなく協力プレイも楽しみたい、幅広い年齢層のグループ
- マリオパーティシリーズの原点である「すごろく+ミニゲーム」を求めているファン
おすすめしない人
- オンラインで盤面すごろくを含めたフル機能を遊びたい人
- 1人用のボリューム・やり込み要素を重視する人
- 複雑な戦略性・骨太なゲーム性を求める人(ライト層向けの作りが中心)
まとめ
『スーパー マリオパーティ』は、車方式で賛否のあったシリーズを原点回帰させ、Joy-Conならではの新しい遊び方を組み合わせたことで、Metacritic75点・ファミ通34点・Nintendo Life8/10など安定した評価を獲得したタイトルだ。世界累計2,000万本を超えるセールスが示す通り、家族や友人と集まって遊ぶ定番パーティゲームとしての完成度は高い。オンライン対戦の物足りなさなど気になる点はあるものの、みんなでワイワイ盛り上がりたいシーンには自信を持っておすすめできる一本だ。