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ゼノブレイド2 レビューまとめ|評価・感想を徹底解説

画像: ©2017-2026 Nintendo/MONOLITHSOFT

ゼノブレイド2 雲海を漂う巨神獣と船

画像: 公式サイト

2017年12月1日にNintendo Switchで発売された「ゼノブレイド2」は、モノリスソフトが手掛ける「ゼノブレイド」シリーズのナンバリング第2作だ。雲海に浮かぶ巨大生物「巨神獣」の背中を舞台に、楽園を目指す少年少女の冒険を描く壮大なRPGとして、発売当時から高い評価を獲得した。2026年にはNintendo Switch 2向けの強化版も展開されている。この記事では各メディアのレビューを総合しながら、システム面の特徴や評価のポイントを客観的にまとめていく。

基本情報

タイトル Xenoblade2(ゼノブレイド2)
対応機種 Nintendo Switch(Nintendo Switch 2 Editionあり)
発売日 2017年12月1日
ジャンル RPG
価格目安 通常版8,778円(税込)、Nintendo Switch 2 Edition版9,778円(税込、アップグレードパスは1,000円)
レーティング CERO C(15歳以上対象)
開発・発売元 モノリスソフト(開発)/任天堂(発売)

※価格は時期により変動する場合があります。購入前に各ストアで最新価格をご確認ください。「Nintendo Switch 2 Edition」はダウンロード版が2026年7月30日、パッケージ版が2026年10月1日発売(執筆時点でパッケージ版は発売前)。60fps対応やロード時間短縮などの強化に加え、「ゼノサーガ」のM.O.M.O.が新規ブレイドとして参戦する追加要素も用意されている。追加シナリオを収録した拡張版「ゼノブレイド2 黄金の国イーラ」も2018年9月に発売された。

どんな物語なのか

雲海に覆われた世界「アルスト」では、人々は巨大生物「巨神獣」の背中の上で生活している。サルベージャーの少年レックスは、秘密結社「イーラ」の依頼で沈没船を引き揚げた際、「天の聖杯」と呼ばれるブレイドの少女ホムラと出会う。ある事情から命を落としかけたレックスは、ホムラから力を分け与えられて復活し、「全ての巨神獣が集うという楽園エルドリュートへ、自分を連れていってほしい」というホムラの願いを叶えるため、彼女と共に旅立つ。多くの仲間たちと出会い、様々な国や勢力を巻き込みながら、世界の真実と楽園の在り処を巡る壮大な物語が展開していく。

システム面の見どころ

「ドライバー」と「ブレイド」の絆システム

ゼノブレイド2 ドライバーとブレイドのイメージ

画像: 公式サイト

本作最大の特徴は、武器と力を宿す亜種生命体「ブレイド」と、それを操る戦士「ドライバー」による絆のシステムだ。「コアクリスタル」というアイテムを使ってブレイドと同調(出会う)することで新たな仲間を得られる仕組みになっており、レアリティの高いコアクリスタルほど強力な「レアブレイド」が出現しやすくなる。誰と出会えるか分からないワクワク感が大きな魅力になっている一方、狙ったブレイドを引き当てるまで運の要素が絡む点は賛否が分かれるポイントでもある。

連携を重視したリアルタイムバトル

戦闘は、ドライバーの通常攻撃でオーブを溜め、タイミングよく「ドライバーアーツ」や「ブレイドアーツ」を発動して属性オーブを付与し、それらを組み合わせて大ダメージの「連鎖(フュージョン)コンボ」を繋げていくリアルタイムバトルが特徴だ。パーティ全体の連携をどう組み立てるかという戦略性の高さが、シリーズファンから特に高く評価されているポイントになっている。

雲海に浮かぶ巨神獣というスケール感

複数の巨神獣が独自の国家や文化を形成しているという世界観そのものが本作最大の見どころだ。雲海の上を進む巨神獣の背に広がる広大なフィールドを探索する体験は、シリーズを象徴するスケール感を持っており、発売当時から「壮大な世界観」として高く評価されている。

フィールドスキルと傭兵団システム

探索面では、仲間にしたブレイドが持つ「フィールドスキル」を使うことで、これまで通れなかった道や隠された宝箱にアクセスできるようになる。多種多様なブレイドを集めるほど探索できる範囲が広がっていく仕組みになっており、育成と探索の両面でブレイド収集のモチベーションを高める設計だ。また、パーティ外のブレイドを「傭兵団」に派遣してクエストをこなす育成要素もあり、直接操作しないブレイドたちにも活躍の場が用意されている。

各メディアのスコア

  • Metacritic: 83/100(92件の批評家レビューを集計)
  • IGN Japan: 9.5/10
  • ファミ通クロスレビュー: 9・9・8・9の合計35点

いずれのメディアも高水準の評価で、壮大な物語・世界観・戦闘システムの完成度が高く評価されている。一方でファミ通の35点という数字だけを見て「厳しい評価では」と話題になったこともあったが、実際にはプラチナ殿堂入りに迫る高評価であり、誤解が広まった経緯がある点は補足しておきたい。

高評価ポイント

  • ドライバーとブレイドの絆を軸にした、シリーズならではの壮大な物語と世界観
  • 連鎖コンボを軸にした戦略性の高いリアルタイムバトル
  • 雲海に浮かぶ巨神獣というスケールの大きいフィールドデザイン
  • 光田康典氏らによる印象的な楽曲の数々

気になる点

  • レアブレイドの入手にランダム要素が絡むため、狙った仲間を仲間にするまで時間がかかることがある
  • 発売当初のNintendo Switch版は、携帯モードでの解像度低下やフレームレートの落ち込みなど、グラフィック面の作り込みに課題があるとの指摘が多かった(Nintendo Switch 2 Editionでは60fps対応など大幅に改善されている)
  • マップの見づらさやチュートリアルの説明不足など、序盤の導線がやや分かりにくいという指摘もある

シリーズにおける位置づけ

2010年発売の第1作「ゼノブレイド」、2022年発売の「ゼノブレイド3」と並ぶナンバリング作品にあたる本作は、前作までの一つの巨大な大地を旅する構成から一転し、複数の巨神獣がそれぞれ独自の国家を築く「国家間の対立と協調」を描く群像劇的な要素が強くなっている点が特徴だ。シリーズ随一といわれるブレイドの登場人数の多さや、キャラクター同士の会話イベント(ハートハート)の作り込みも本作ならではの魅力になっている。

こんな人におすすめ/おすすめしない人

おすすめな人:壮大な世界観とストーリーを味わいたい人、戦略性の高いリアルタイムバトルに挑戦したい人、シリーズ前作「ゼノブレイド」や「ゼノブレイド3」を遊んで世界観に興味を持った人。

おすすめしない人:ランダム要素に頼らず着実にキャラクターを揃えたい人には、ブレイド同調のガチャ的な仕組みがストレスに感じられるかもしれない。オリジナル版のグラフィック面の粗さが気になる人は、Nintendo Switch 2 Editionでのプレイをおすすめする。

まとめ

「ゼノブレイド2」は、ドライバーとブレイドの絆を軸にした壮大な物語と、連鎖コンボによる戦略的なバトルシステムで、Metacritic 83点・IGN Japan 9.5点という高評価を獲得したシリーズの代表作だ。ブレイド同調のランダム要素や発売当初のグラフィック面には課題もあったが、2026年発売のNintendo Switch 2 Editionによってパフォーマンス面も大きく改善されている。雲海に浮かぶ巨神獣という唯一無二の世界観を味わいたい人におすすめの一作だ。

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