画像: ©2025 Nintendo (メトロイドプライム4 ビヨンド 公式サイトより)
2025年12月4日にNintendo Switch・Nintendo Switch 2で発売された『メトロイドプライム4 ビヨンド』は、2007年の『メトロイドプライム3 コラプション』以来、約18年ぶりとなる「メトロイドプライム」シリーズのナンバリング完全新作です。レトロスタジオが開発を手がけ、賞金稼ぎサムス・アランが未知の惑星から帰還するための新たな戦いを描いた本作は、発売直後から国内外で大きな話題を呼びました。この記事では、各メディアのレビューを総合しながら、物語・システム・評価ポイントを客観的にまとめて紹介します。

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基本情報
| タイトル | メトロイドプライム4 ビヨンド |
|---|---|
| 対応機種 | Nintendo Switch / Nintendo Switch 2 |
| 発売日 | 2025年12月4日 |
| ジャンル | FPSアクションアドベンチャー |
| 開発/発売 | レトロスタジオ / 任天堂 |
| 価格目安 | 7,980円(税込) |
| プレイ人数 | 1人 |
| 追加DLC | なし |
※価格は時期により変動する可能性があります。購入前に公式ストアで最新価格をご確認ください。
どんな物語なのか
賞金稼ぎサムス・アランは、未知の惑星に降り立つ。この星でサムスは、これまでのシリーズにはなかった新たな力「サイキック能力」に目覚めることになる。惑星の謎、そこに潜む宇宙海賊やメトロイドたちとの戦い、そして因縁のライバル「サイラックス」との再会など、シリーズの物語を大きく前進させる展開が描かれる。約18年という長い開発期間を経て世に出た本作は、シリーズファンにとって待望の完全新作として、発売前から大きな注目を集めていた。
システム面の見どころ
新能力「サイキック」による探索・戦闘
本作で新たに追加された「サイキック能力」では、念動力で遠くの物体を操作したり、テレキネシスでギミックを解いたりと、探索とパズル要素の両方に新しい選択肢が加わっている。シリーズ恒例の一人称視点による探索・謎解き・戦闘の融合に、この新能力がどう組み込まれているかが、本作最大の見どころのひとつだ。
バイク兵装「ヴァイオラ」
新要素として追加された、バイク型の兵装「ヴァイオラ」も本作の目玉。広大なフィールドを高速で駆け抜けたり、専用のバトルアクションを繰り出したりと、従来の探索スタイルに新しいスピード感を加えている。
Nintendo Switch 2ならではの快適な操作・映像
Switch 2版では、TVモードで4K60fps・HDR表示に対応する「クオリティモード」と、1080p120fpsで滑らかに動く「パフォーマンスモード」を選択可能。さらにJoy-Con2のマウス操作にも対応しており、FPSならではのエイム操作をより直感的に行えるようになっている。
探索アクションとしての手応え
シリーズ恒例の、マップを行き来しながら新しいアビリティで進めるエリアを広げていく探索構造(いわゆるメトロイドヴァニア的な探索)は本作でも健在。謎解きギミックの発見や、隠されたアイテムを探すやり込み要素も引き続き用意されており、探索そのものを楽しむプレイヤーにとっての満足度は高い。

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各メディアのレビュースコア
「概ね好評」という評価は得たものの、シリーズ過去作(初代97点、2作目92点、3作目90点)と比べるとスコアがやや控えめとなり、評価が分かれる結果となった。
- Metacritic: 80〜81点(シリーズ本編としては歴代最低ながら「Generally Favorable」評価)
- ファミ通クロスレビュー: 32/40点(内訳8・9・7・8)
- IGN: 8/10「シリーズ屈指の名にふさわしい高みに達する瞬間もある、優れているがムラのある復活作」
- GameSpot: 8/10「部分的には粗さもあるが、最高の瞬間はシリーズ最高峰に匹敵する」
批評家の間では「進化か、原点回帰か、それとも別ジャンル化か」という評価が分かれており、戦闘やアートディレクション、スケール感を称賛する声がある一方、オープンワールド的な探索設計の古さやAI操作の仲間キャラクターへの指摘もある。とはいえいずれのスコアも70〜80点台の水準にはしっかり収まっており、「賛否はあるが良作」という評価で大筋一致している。約18年ぶりの完全新作という大きな期待を背負って登場した本作だけに、期待値の高さそのものがシビアな評価につながった側面もあるといえるだろう。
高評価ポイント
- 新能力「サイキック」による、探索・パズル・戦闘の新しい選択肢
- バイク兵装「ヴァイオラ」による、スピード感のある新しい探索スタイル
- Switch 2版の4K60fps/1080p120fpsとマウス操作対応による、快適なプレイ環境
- 約18年ぶりの完全新作にふさわしい、スケール感のあるアートディレクション
- シリーズ伝統の一人称視点探索アクションとしての、戦闘の手応え
気になる点
- ドア開け演出の繰り返しなど、テンポ面で気になる場面があるという指摘がある
- 雑魚戦がやや単調に感じられるという声がある
- AIが操作する仲間キャラクターの挙動に不満を挙げるレビューもある
- シリーズ過去作(初代97点等)と比較すると、レビュースコアはやや控えめな結果となった
過去作との違い
『メトロイドプライム』シリーズは2002年の初代以来、一人称視点での探索・謎解き・戦闘を融合させたスタイルで高い評価を積み重ねてきたが、本作は約18年という長期間の開発を経て登場した完全新作であり、シリーズとしての正統進化と新機軸への挑戦を両立させている。サイキック能力やヴァイオラといった新要素は、従来の探索スタイルに新しい選択肢を加える試みであり、賛否はありつつもシリーズを次の世代へとつなぐ意欲的な一作として位置づけられている。Nintendo Switch 2の性能を活かした表現力の向上も、ハード世代交代のタイミングにふさわしい仕上がりとなっている。
こんな人におすすめ/おすすめしない人
おすすめな人
- 一人称視点での探索・謎解き・戦闘を融合させたアクションアドベンチャーが好きな人
- メトロイドプライムシリーズのファンで、約18年ぶりの新作を心待ちにしていた人
- Switch 2の高性能を活かした、快適なグラフィック・操作性でプレイしたい人
- 新要素「サイキック」「ヴァイオラ」による新しい探索体験に興味がある人
おすすめしない人
- シリーズ過去作と全く同じ完成度・体験を期待している人
- AIが操作する仲間キャラクターの挙動に不満を感じやすい人
- テンポの良さを最優先したいプレイヤー

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まとめ
『メトロイドプライム4 ビヨンド』は、約18年の開発期間を経て登場した、シリーズ待望のナンバリング完全新作だ。Metacritic80点台・ファミ通32点・IGN/GameSpot8点と、シリーズ過去作と比べるとやや控えめなスコアではあるものの、新能力「サイキック」やバイク兵装「ヴァイオラ」といった新機軸への挑戦は多くのメディアから評価されている。一人称視点探索アクションのファン、そしてシリーズの新たな一歩を見届けたい人には、自信を持っておすすめできる一本だ。