画像: ©LEVEL-5 Inc. (妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch 公式サイトより)
2019年10月10日にNintendo Switchで発売された『妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch』は、2013年に3DSで発売され社会現象的な大ヒットとなった『妖怪ウォッチ』第1作を、HDグラフィックとキャラクターボイスを追加してリメイクした作品です。2021年4月22日には廉価版「レベルファイブ ザ ベスト」も発売され、今なおシリーズの原点として遊びやすい形で提供され続けています。この記事では、ゲームの特徴や評価ポイントを客観的にまとめて紹介します。

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基本情報
| タイトル | 妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch |
|---|---|
| 対応機種 | Nintendo Switch |
| 発売日 | 2019年10月10日(通常版)、2021年4月22日(レベルファイブ ザ ベスト版) |
| ジャンル | RPG(妖怪収集・育成) |
| 開発/発売 | レベルファイブ |
| 価格目安 | 通常版4,980円(税込)、レベルファイブ ザ ベスト版3,520円(税込) |
| プレイ人数 | 1人(オンライン通信対戦は複数人) |
| 追加DLC | なし(玩具「妖怪アーク」「DX妖聖剣」とのNFC連動に対応) |
※価格は時期により変動する可能性があります。購入前に公式ストアで最新価格をご確認ください。
どんな物語なのか
舞台は「さくらニュータウン」に暮らす小学生・ケータ。ある日、裏山で不思議な自動販売機からカプセルを引き当てたことをきっかけに、妖怪執事のウィスパーと出会い、あらゆる妖怪を見ることができる「妖怪ウォッチ」を手に入れる。以来ケータは、日常に潜むちょっとした不満やトラブルの裏に隠れている妖怪たちを見つけ出し、時には友達になり、時には解決に導きながら、平凡だった毎日が少しずつ賑やかになっていく様子が描かれる。子供にも分かりやすい導入でありながら、妖怪たちのユーモラスな掛け合いが幅広い年齢層から支持された作品だ。
システム面の見どころ
妖怪ウォッチで日常に潜む妖怪を発見
普段は見えない妖怪を、手に入れた「妖怪ウォッチ」を通すことで見つけ出せるというコンセプトが本作の核。友達になった妖怪は「妖怪メダル」としてコレクションでき、集めた妖怪をパーティに編成してバトルに挑む。妖怪の性格や特技を活かした編成を考える楽しさが、収集・育成RPGとしての手応えを支えている。
味方に指示を出すオート寄りのバトル
バトルは、味方の妖怪を直接操作するのではなく、フィールド上の妖怪を入れ替えたり必殺技のタイミングを指示したりする独特のシステムを採用。妖怪の相性や配置を考える戦略性がありつつ、テンポよく進行するため、アクションが得意でない子供でも直感的に楽しめる作りになっている。
Switch版ならではの新要素
3DS版からのリメイクにあたり、グラフィックがHD化されたほか、それまでテキストのみだったキャラクターの掛け合いにボイスが追加された。さらにインターネットを介した通信対戦、体力を気にせず遊べる無制限のスタミナ、玩具「妖怪アーク」「DX妖聖剣」とのNFC連動といった新要素が加わっている。3DS版に存在したQRコード読み取り機能はSwitch本体にカメラがないため、妖怪けしからんメダルの読み取りなど代替の手段に置き換えられている。
妖怪ガシャポンと図鑑コンプリート
集めたお金(ともだちコイン)を使って妖怪の入った玉が出てくる「妖怪ガシャポン」も本作おなじみの要素。手に入れた妖怪は自動的に図鑑へ登録され、レア妖怪や特定条件でしか出会えない妖怪を集めていくコンプリート要素が、じっくり長く遊べるボリュームを支えている。友達になった妖怪同士を「妖怪合体」でさらに強力な妖怪に進化させることもでき、収集・育成の両面でやり込み要素が用意されている。

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評価について
本作は国内向けタイトルとして展開されており、Metacritic等の海外大手メディアによる本作(Switch版)の集計は確認できなかった。なお、原作となった2013年発売の3DS版『妖怪ウォッチ』は国内で社会現象的なヒットを記録し、シリーズ全体でミリオンセラーを連発した実績を持つ。当時はアニメ・映画・玩具・お菓子まで巻き込んだ一大ブームとなり、「妖怪ウォッチ」というジャンル自体が国民的なコンテンツとして定着した経緯がある。Switch版はその原点を、当時をリアルタイムで知らない子供世代にも遊びやすい形で届け直す位置づけの一作といえる。ユーザーレビューの傾向としては、3DS版で好評だった「スタミナゲージの廃止」「HDグラフィックによる見やすさの向上」「キャラクターボイスの追加」が特に高く評価されている一方、システムそのものは10年近く前のオリジナル版を踏襲しているため、目新しさよりも原点回帰・遊びやすさの向上を評価する声が中心となっている。
高評価ポイント
- 3DS版から大幅にグラフィックが向上し、当時のドット感のあった演出が滑らかなHD表現に生まれ変わっている
- キャラクターボイスが追加され、テレビアニメ版のファンにも親しみやすい演出になった
- 3DS版で不満点として挙げられがちだったスタミナゲージが廃止され、時間を気にせず探索を続けられる
- 通信対戦への対応で、友達同士での対戦プレイが可能になった
- 子供から大人まで分かりやすい導入と、ユーモラスな妖怪たちのキャラクター性
気になる点
- ゲームシステムの根幹は2013年のオリジナル版を踏襲しており、大きな新要素は少ない
- 3DS版のQRコード読み取り機能がSwitchのカメラ非搭載により使えず、代替手段への変更に戸惑うシリーズ経験者もいる
- 海外の大手メディアによるレビューがほとんど確認できず、国内以外での情報は限定的
- シリーズ最新作(4以降)と比べるとテンポやシステムの快適さで見劣りする部分もある
過去作との違い
本作は2013年発売の3DS版『妖怪ウォッチ』のリメイクであり、ストーリーや基本システムはオリジナル版を忠実に踏襲している。最大の違いはグラフィックのHD化とキャラクターボイスの追加で、当時テキストのみだった掛け合いに声がつくことで、アニメ・映画版から入ったファンにもより馴染みやすい作品になった。またオリジナル版で不評だった要素(スタミナゲージ等)を整理し、Switch4(妖怪ウォッチ4)以降で導入された快適機能を一部逆輸入する形で遊びやすさを底上げしている点も、単純な移植ではなくリメイクと呼べる理由になっている。
こんな人におすすめ/おすすめしない人
おすすめな人
- アニメ・映画で妖怪ウォッチに触れて、原点となるシリーズ第1作をゲームで遊んでみたい人
- 3DS版を当時遊んでいたが、今の環境で快適に遊び直したい人
- 子供と一緒に、分かりやすい収集・育成RPGを楽しみたい家庭
- キャラクターボイス付きで、より作品世界に没入したい人
おすすめしない人
- シリーズ最新作のような快適なシステム・最新のグラフィックを求める人
- 目新しいゲームシステムや歯応えのあるバトルバランスを求める人
- QRコード等、3DS版特有の周辺機能をそのまま使いたいシリーズ経験者

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まとめ
『妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch』は、社会現象的ヒットとなった原点作品を、HDグラフィックとキャラクターボイスを加えて現代の環境で遊びやすくリメイクした一作だ。ゲームシステムの根幹はオリジナル版を踏襲しているため目新しさこそ控えめだが、スタミナゲージの廃止や通信対戦の追加など、遊びやすさの底上げは着実に行われている。シリーズの原点を今から遊んでみたい人、当時を懐かしみたい人には自信を持っておすすめできる一本だ。