画像: ©Nintendo (ルイージマンション2 HD 公式サイトより)
2024年6月27日にNintendo Switchで発売された『ルイージマンション2 HD』は、2013年にニンテンドー3DSで発売され高い評価を得た『ルイージマンション2』を、HDグラフィックと最大4人協力プレイの新モードを加えてリマスターした作品です。開発は『ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD』を手がけたオーストラリアのタンタラスメディアが担当。ちょっぴり臆病なルイージが、オバキュームを手に個性豊かなオバケたちに立ち向かうホラーコメディ・アクションアドベンチャーとして、発売直後からMetacritic86点という高評価を獲得しました。この記事では、各メディアのレビューを総合しながら、ゲームの特徴や評価ポイントを客観的にまとめて紹介します。

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基本情報
| タイトル | ルイージマンション2 HD |
|---|---|
| 対応機種 | Nintendo Switch |
| 発売日 | 2024年6月27日(原作3DS版は2013年3月20日発売) |
| ジャンル | アクションアドベンチャー |
| 開発/発売 | タンタラスメディア(開発) / 任天堂(発売) |
| 価格目安 | パッケージ版6,578円、ダウンロード版6,500円(税込) |
| プレイ人数 | 1人(テラータワーはオンライン最大4人協力プレイ対応) |
| 追加DLC | なし |
※価格は時期により変動する可能性があります。購入前に公式ストアで最新価格をご確認ください。
どんな物語なのか
キノピオ博士が発明した、テレサたちを穏やかにする不思議な力を持つ「テレサムーン」が何者かによって砕かれてしまう。この影響でテレサをはじめとするオバケたちが凶暴化し、各地のマンションで暴れ始めてしまう。ちょっぴり臆病なルイージは、キノピオ博士の依頼を受け、オバケ退治用の掃除機型アイテム「オバキューム」を携えて、砕け散ったテレサムーンのかけらを取り戻すため、いくつもの不気味なマンションを巡っていくことになる。
システム面の見どころ
オバキュームを駆使したオバケ退治
ライトでオバケをひるませ、オバキュームで吸い込んで退治するというシリーズ恒例のバトルシステムが本作の核。吸い込む方向を工夫したり、ストロボフラッシュで一斉にひるませたりと、単純な力押しではない駆け引きのあるバトルデザインが評価されている。
複数のマンションを巡る謎解き探索
1つの巨大な洋館ではなく、複数の個性豊かなマンションを章立てで巡っていく構成が本作の特徴。各マンションにはギミックを利用した謎解きが仕込まれており、探索・謎解き・バトルがテンポよく組み合わさった構成になっている。
最大4人協力プレイの「テラータワー」
本作から新たに追加された「テラータワー」モードでは、最大4人でのオンライン協力プレイに対応。4人のルイージが力を合わせて強力なオバケに挑む、本編とは一味違った賑やかな遊び方が楽しめる。
HD化による見やすさ・操作性の向上
3DS版では下画面と上画面に分かれていた情報表示を、Switch版では1画面に見やすく再構成。暗いマンション内でも視認性が向上し、ライトの表現やオバケのグラフィックもHD化によってより不気味かつコミカルに生まれ変わっている。ジャイロ操作やボタン配置も現代のSwitchタイトルに合わせて調整され、当時のシリーズファンにも新規プレイヤーにも遊びやすい操作性が実現されている。

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各メディアのレビュースコア
発売当初から国内外の主要メディアで安定した高評価を獲得し、シリーズファンからも「原作の魅力を損なわない丁寧なリマスター」として好意的に受け止められた。
- Metacritic: 86点
- ファミ通クロスレビュー: 32/40点(内訳8・8・8・8)
- IGN: 8/10「Switchで遊べる最高の一本ではないかもしれないが、シリーズの優れた一作」
- GameSpot: 7/10
いずれのメディアも7〜8点台に集中する堅実な評価で一致しており、「吸い込みのアクションとしての爽快感」「HDグラフィックによる没入感の向上」「謎解きの完成度」がファミ通レビューでも共通して高く評価されている。原作となった3DS版も発売当時から高い評価を得ていた作品であり、その完成度の高さがHD版でも損なわれることなく引き継がれた結果といえるだろう。
高評価ポイント
- オバキュームを使った、駆け引きのあるオバケ退治アクションの爽快感
- HD化によって美麗になったグラフィックと、ホラーコメディらしい演出の没入感
- 複数のマンションを巡る、テンポの良い謎解き・探索構成
- 最大4人で楽しめる新モード「テラータワー」による、協力プレイの魅力の追加
- 3DS版の丁寧な移植でありながら、操作性・視認性が現代基準に改善されている
気になる点
- 純粋なリマスター色が強く、ストーリーやマップといった根本的な新規要素は少ない
- 3DS版のステージ構成をベースにしているため、章クリア型のテンポが好みを分ける場合がある
- GameSpotのように「Switchで遊べる中で最高の一本とまでは言えない」とやや控えめな評価をするメディアもある
- 本編のマルチプレイは非対応で、協力プレイはテラータワーモードに限定される
過去作との違い
2013年発売の3DS版『ルイージマンション2』は、初代『ルイージマンション』(2001年、ゲームキューブ)が単一の洋館を舞台にしていたのに対し、複数のマンションを章立てで巡る構成に生まれ変わった作品だった。本作『HD』は、その3DS版の内容を忠実に受け継ぎながら、グラフィックを現代基準までフルHD化し、新モード「テラータワー」による4人協力プレイを追加した点が最大の違いだ。派手な新規要素の追加よりも、原作の完成度をそのまま現代の環境に届け直すことに重点を置いた、丁寧なリマスター作品という位置づけになっている。開発を担当したタンタラスメディアは『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスHD』『スカイウォードソードHD』といった任天堂タイトルのHDリマスターを複数手がけてきた実績のあるスタジオであり、その経験が本作の丁寧な移植作業にも活かされている。
こんな人におすすめ/おすすめしない人
おすすめな人
- ホラーコメディ調の世界観で、オバケ退治アクションを楽しみたい人
- 3DS版を当時遊んでいて、HD化された美麗なグラフィックで遊び直したい人
- 謎解き・探索・バトルがバランスよく組み合わさったアクションアドベンチャーを求めている人
- 友人と最大4人で協力プレイを楽しみたい人(テラータワーモード)
おすすめしない人
- 完全新規のストーリー・システムを求めている人
- 本編そのもののマルチプレイ対応を求める人(協力プレイはテラータワー限定)
- 大幅な難易度・ボリュームの拡張を期待している人

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まとめ
『ルイージマンション2 HD』は、2013年の3DS版の魅力をそのままに、HDグラフィックと4人協力プレイの新モードを加えた丁寧なリマスター作品だ。Metacritic86点・ファミ通32点・IGN8/10と安定した高評価を獲得しており、オバキュームを使った駆け引きのあるオバケ退治と、テンポの良い謎解き探索は今なお色褪せない魅力を保っている。ホラーコメディ調のアクションアドベンチャーを求める人には、自信を持っておすすめできる一本だ。