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ペーパーマリオRPG レビューまとめ|評価・感想を徹底解説

画像: ©Nintendo (ペーパーマリオRPG 公式サイトより)

2024年5月23日にNintendo Switchで発売された『ペーパーマリオRPG』は、2004年にニンテンドーゲームキューブで発売され、シリーズ屈指の傑作と名高い『ペーパーマリオRPG(海外名: The Thousand-Year Door)』を、20年越しにグラフィック・遊びやすさを向上させてリメイクした一作です。発売直後からMetacritic88点という高スコアを獲得し、2024年発売タイトルの中でも屈指の高評価作品としてランクインしました。この記事では、各メディアのレビューを総合しながら、物語・システム・評価ポイントを客観的にまとめて紹介します。

ペーパーマリオRPG フィールドの風景

画像: 公式サイト

基本情報

タイトル ペーパーマリオRPG
対応機種 Nintendo Switch
発売日 2024年5月23日(原作GC版は2004年7月22日発売)
ジャンル RPG
開発/発売 インテリジェントシステムズ / 任天堂
価格目安 パッケージ版6,578円、ダウンロード版6,500円(税込)
プレイ人数 1人
追加DLC なし

※価格は時期により変動する可能性があります。購入前に公式ストアで最新価格をご確認ください。

どんな物語なのか

物語の舞台は、様々な種族が入り混じる港町ローグポート。ピーチ姫から届いた手紙に同封されていた古びた地図をきっかけに、マリオはこの町を訪れる。地図が示すのは、伝説の財宝への道を封じる「千年の扉」の在り処だった。ところがピーチ姫自身も何者かに誘拐され、マリオは彼女を救うため、そして扉の奥に眠る財宝の謎を解き明かすため、個性豊かな仲間たちとともに冒険へと旅立つことになる。

コミカルでユーモラスな会話劇と、時にシリアスな展開が織り交ざる、シリーズの中でも特に評価の高いシナリオが本作の大きな魅力。仲間になるキャラクターそれぞれに掘り下げられた背景や物語が用意されており、旅を進めるごとに愛着が深まっていく構成になっている。マリオシリーズとしては珍しく、テキストで語られる会話量の多さと、キャラクターそれぞれの個性豊かなセリフ回しも高く評価されているポイントだ。

システム面の見どころ

アクションコマンド付きのコマンドバトル

ターン制のコマンドバトルに、攻撃・防御のタイミングでボタン入力を行う「アクションコマンド」を組み合わせたバトルシステムを採用。うまくタイミングを合わせることでダメージを増やしたり被ダメージを軽減したりでき、コマンドバトルでありながらプレイヤーの操作技術が反映される、爽快感のある戦闘が楽しめる。

個性豊かな仲間キャラクターたち

相棒として仲間になるキャラクターは、それぞれ最初は2種類の技を持ち、ランク(信頼度)を上げることで最大4種類まで技を増やしていける。フィールド探索でも仲間ごとに固有のアクションが役立つ場面があり、パズル的な謎解きの解決にも一役買っている。

「ペラペラ」ならではの紙の表現

マリオが紙飛行機に変形してゆっくり滑空したり、体を折り紙のように筒状に丸めて隙間を通り抜けたりと、「紙」というキャラクター設定を活かしたギミックが随所に散りばめられている。リメイクにあたり、紙がめくれるような演出や折り目の質感など、紙らしい表現がグラフィック面でもさらに強化されている。

バッジによるカスタマイズ

「バッジ」と呼ばれる装備アイテムを付け替えることで、マリオの能力を自由にカスタマイズできるシステムも本作の奥深さを支えている。装備できる数は所持しているFP(フラワーポイント)に応じて制限されるため、攻撃力を重視するか、防御や特殊効果を優先するか、プレイヤーごとの戦略性が生まれる仕組みになっている。集めたバッジをどう組み合わせるかを考えるのも、やり込み要素のひとつだ。

ペーパーマリオRPG ストーリーシーン

画像: 公式サイト

各メディアのレビュースコア

発売当初から国内外の主要メディアでほぼ満点に近い評価が並び、2024年発売タイトルの中でも屈指の高評価作品としてランクインした。

  • Metacritic: 88点(2024年発売タイトルの中でも上位クラス)
  • ファミ通クロスレビュー: 35/40点(内訳8・9・9・9)
  • IGN: 9/10「大切にされてきたRPGへの、驚くほど忠実で視覚的にも見事なリメイク」
  • GameSpot: 9/10「その時代を代表する最高のRPGのひとつが、新しい時代でも改めて最高のRPGとなった」

いずれのメディアも9点前後の高評価で一致しており、原作の評判を裏切らない「忠実で丁寧なリメイク」という評価が共通して見られる。原作の2004年GC版のMetacriticスコア87点を、本作は上回る結果となった。批評家レビュー全体でも肯定的な評価が9割を超えており、否定的なレビューはほぼ皆無という異例の高評価っぷりも話題になった。

高評価ポイント

  • コミカルさとシリアスさを兼ね備えた、シリーズ屈指と名高い評判のシナリオ
  • アクションコマンドによる、コマンドバトルでありながら操作技術が反映される戦闘
  • 個性豊かな仲間キャラクターたちとの掘り下げられたエピソード
  • グラフィック・演出面が現代基準にブラッシュアップされ、原作の魅力がより際立っている
  • 「紙」というキャラクター設定を活かした、ユニークなフィールドギミック

気になる点

  • 2004年の原作を忠実にリメイクしているため、根本的なゲームシステムの刷新は少ない
  • ターン制コマンドバトルのため、リアルタイム性の高いアクションRPGを求める人には合わない可能性がある
  • 会話やイベントのテキスト量が多く、じっくり読み進めるプレイスタイルが前提になっている
  • 単独の新規ボリューム追加はなく、あくまで原作の丁寧な再現が主軸になっている

過去作との違い

本作は、N64『マリオストーリー』の正統な続編にあたる2004年のGC版『ペーパーマリオRPG』を原作としたリメイクだ。基本的なストーリー・システムは原作を忠実に踏襲しつつ、グラフィックを現代基準までフルリニューアルし、テンポの改善やUIの見直しなど遊びやすさの向上に重点を置いている。派手な新要素の追加よりも、原作の評判の高さをそのまま現代の環境に届け直すことを優先した、丁寧な「原点回帰型リメイク」という位置づけになっている。

こんな人におすすめ/おすすめしない人

おすすめな人

  • コミカルで温かみのある、良質なストーリーRPGをじっくり遊びたい人
  • 2004年のGC版を当時遊んでいて、現代のグラフィックで遊び直したい人
  • アクションコマンドのような、操作技術が反映されるコマンドバトルが好きな人
  • マリオシリーズのRPGを初めて遊ぶ人(シリーズ屈指の完成度で入門にも最適)

おすすめしない人

  • リアルタイム性の高いアクションバトルを求める人
  • 大幅に刷新された新規システムを期待している人
  • テキスト量の多いRPGよりもテンポの速いゲームを好む人

ペーパーマリオRPG ゲーム画面

画像: 公式サイト

まとめ

『ペーパーマリオRPG』は、20年の時を経てなお色褪せない評判の高いシナリオとバトルシステムを、現代のグラフィックで丁寧にリメイクした一作だ。Metacritic88点・ファミ通35点・IGN/GameSpot9点という高評価は、原作ファンだけでなく新規プレイヤーからも支持された証といえる。良質なストーリーRPGを求める人には、自信を持っておすすめできる一本だ。

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