画像: ©2017 Nintendo (ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 公式サイトより)
2017年3月3日にNintendo Switch本体と同時発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、シリーズの根幹であるオープンワールド探索を全面的に刷新し、ゲーム業界全体に大きな影響を与えた記念碑的な一作です。Metacritic97点、ファミ通クロスレビュー40点満点という、ゲーム史上でも屈指の高評価を獲得し、世界累計3,300万本を超える大ヒットを記録しました。2025年6月5日にはNintendo Switch 2の性能を活かした「Nintendo Switch 2 Edition」も発売され、今なお色褪せない完成度で新規プレイヤーを迎え入れています。この記事では、各メディアのレビューを総合しながら、物語・システム・評価ポイントを客観的にまとめて紹介します。

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基本情報
| タイトル | ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド |
|---|---|
| 対応機種 | Nintendo Switch / Nintendo Switch 2 / Wii U |
| 発売日 | 2017年3月3日(Switch版)、2025年6月5日(Switch 2 Edition) |
| ジャンル | アクションアドベンチャー |
| 開発/発売 | 任天堂 |
| 価格目安 | Switch版7,678円、Switch 2 Edition 8,678円(税込) |
| プレイ人数 | 1人 |
| 追加DLC | 拡張コンテンツ(エキスパンション・パス)あり。Switch版所有者は1,000円のアップグレードパスでSwitch 2 Editionへ移行可能 |
※価格は時期により変動する可能性があります。購入前に公式ストアで最新価格をご確認ください。
どんな物語なのか
舞台は、厄災ガノンによって荒廃してから100年の時が流れたハイラル王国。主人公リンクは、深い眠りから目覚めたところから物語が始まる。記憶を失った状態で古代シーカー族の遺物「シーカーストーン」を手にしたリンクは、ハイラル王国を救うためにゼルダ姫を捜し、厄災ガノンを打ち倒すべく広大な大地を旅していく。物語をどこから、どの順番で進めるかはほぼ完全にプレイヤーの自由に委ねられており、いきなりガノン討伐に挑むことすら可能な、シリーズでもかつてない自由度の高さが最大の特徴だ。
システム面の見どころ
どこまでも自由なオープンワールド探索
山や崖を自由によじ登り、パラセールで空を飛び、見える場所ならどこへでも向かえる、当時のオープンワールドゲームの常識を覆す自由度の高いフィールドデザインを実現。「あの山の向こうに何があるのか」という好奇心をそのまま形にしたような探索体験が、国内外を問わず絶賛された。
物理演算・化学演算による自由な攻略
火・風・電気・氷といった要素が連鎖的に反応し合う独自の「化学エンジン」により、木を燃やして上昇気流を作ったり、金属製の武器で雷を誘導したりと、プレイヤーの発想次第で様々な攻略方法が生まれる。決められた正解ルートがなく、自分だけの解法を見つけられる自由さが高く評価されているポイントだ。
祠と武器の耐久システム
ハイラル各地に点在する「祠」では、謎解きや小規模な戦闘に挑戦でき、クリアするとプレイヤーの体力・スタミナを強化する「神獣の心臓」「がんばりの器」と交換できるコルという通貨を入手できる。一方で武器や盾には耐久値が設定されており、壊れたら新しい武器に持ち替える必要がある。この仕組みが、常に新しい武器を探して試す探索意欲につながっている。
各メディアのレビュースコア
発売当初から国内外の主要メディアでほぼ満点の評価が並び、ゲーム史上でも屈指の高評価タイトルとして記録されている。
- Metacritic: 97点(歴代トップクラスのスコア)
- ファミ通クロスレビュー: 40/40点(満点、プラチナ殿堂入り)
- IGN: 10/10
- GameSpot: 10/10
満点評価をつけた批評家の数は歴代最多クラスを記録し、「オープンワールドというジャンルそのものを再発明した」「30年続くシリーズを見事に刷新した」といった評価が各メディアで共通して見られる。単なる高評価にとどまらず、後続の多くのオープンワールドゲームに影響を与えた作品としても位置づけられている。
高評価ポイント
- 山や崖をどこまでも登れる、圧倒的に自由なオープンワールド探索
- 化学エンジンによる、プレイヤーの発想次第で無数の攻略法が生まれるゲームデザイン
- 物語の進め方がほぼ完全に自由で、プレイヤーごとに異なる冒険の軌跡が生まれる
- 広大なフィールドの隅々まで作り込まれた、発見の驚きに満ちた世界デザイン
- 後続の多くのゲームに影響を与えた、オープンワールドジャンルの金字塔としての完成度
気になる点
- 武器・盾の耐久値が低めに設定されており、頻繁に武器を持ち替える必要がある点に賛否がある
- ダンジョンの数・ボリュームは過去作と比べて控えめという指摘もある
- 自由度が高い分、目的や進め方に迷いやすく、明確な導線を求めるプレイヤーには不親切に感じられることがある
- ボリュームが非常に大きく、フルコンプリートを目指すと相応の時間を要する
Switch 2 Editionとの違い
2025年6月5日発売の「Nintendo Switch 2 Edition」は、無印版の内容をすべて収録した上で、Nintendo Switch 2向けに以下の要素を追加したアップグレード版だ。
- 解像度・フレームレートが向上し、より滑らかで美しいグラフィックでプレイ可能
- HDR表示に対応
- 読み込み(ロード)時間が短縮され、快適にプレイできる
- セーブデータを2つ作成可能に(無印版は1つのみ)
- スマートフォン向けアプリ「Nintendo Switch App」のゲーム連携サービス「ZELDA NOTES」に対応

画像: 公式サイト
すでにSwitch版を所有している場合は、パッケージを買い直さなくても1,000円(税込)の「アップグレードパス」を購入するだけでSwitch 2 Edition相当の内容を遊べる。これから初めて遊ぶ場合は、より快適な動作とセーブデータ2つ分の余裕があるSwitch 2 Editionから始めるのがおすすめだ。

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こんな人におすすめ/おすすめしない人
おすすめな人
- 誰にも縛られない、自由なオープンワールド探索を思う存分楽しみたい人
- 物理・化学的な発想を活かした、自分なりの攻略法を見つける楽しさを求めている人
- ボリューム満点で、じっくり長く遊べるアクションアドベンチャーを探している人
- ゲーム史に残る名作を、まだ遊んだことがないなら一度は体験しておきたい人
おすすめしない人
- 頻繁な武器の持ち替えを煩わしく感じる人
- 目的地やクエストが明確に示される、導線のはっきりしたゲームを好む人
- ダンジョン攻略のボリューム・複雑さを重視する人
まとめ
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、山や崖をどこまでも登れる自由なオープンワールド探索と、化学エンジンによる無数の攻略法を実現し、Metacritic97点・ファミ通満点40点という、ゲーム史上でも屈指の評価を獲得した傑作だ。2025年発売のSwitch 2 Editionではさらに快適な動作環境も加わり、これから遊ぶにも申し分ないタイミングといえる。オープンワールドゲームの金字塔を、まだ体験していない人には自信を持って強くおすすめできる一本だ。