画像: ©Konami Digital Entertainment (桃太郎電鉄ワールド 公式サイトより)
2023年11月16日にNintendo Switchで発売された『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』は、国民的すごろくゲーム「桃太郎電鉄」シリーズの通算24作目です。前作『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』が国内累計450万本を超える大ヒットとなったことを受けて発売された本作は、シリーズで初めて日本国内にとどまらず世界を舞台にした作品として登場し、発売から約1カ月で累計出荷100万本を突破する好調な滑り出しを見せました。この記事では、ゲームの特徴や評価ポイントを客観的にまとめて紹介します。

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基本情報
| タイトル | 桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~ |
|---|---|
| 対応機種 | Nintendo Switch |
| 発売日 | 2023年11月16日 |
| ジャンル | すごろくゲーム |
| 開発/発売 | ロケットスタジオ(開発) / コナミデジタルエンタテインメント(発売) |
| 価格目安 | 6,930円(税込) |
| プレイ人数 | 1〜4人(オンライン対戦対応) |
| 追加DLC | なし |
※価格は時期により変動する可能性があります。購入前に公式ストアで最新価格をご確認ください。
どんなゲームなのか
本作は、サイコロを振って目的地を目指し、道中で各地の物件を買って資産を増やし、最終的に総資産日本一(本作では世界一)を目指す、最大4人対戦のすごろくゲームだ。シリーズ恒例の「ボンビー」など個性的なキャラクターたちが引き起こすハプニングに一喜一憂しながら、ライバルと駆け引きするゲーム性は本作でも健在。誰でもすぐにルールを理解できる間口の広さと、大人同士でも本気で盛り上がれる駆け引きの深さを兼ね備えている。
タイトルにある「地球は希望でまわってる!」という副題の通り、本作では舞台が日本国内から一気に世界規模へと広がった。プレイヤーは日本の駅からスタートし、海を越えてアジア・ヨーロッパ・アメリカなど世界各国の駅・物件を巡りながら、文字通り地球を股にかけた資産形成の旅を繰り広げることになる。
システム面の見どころ
シリーズ初の球体マップ
本作最大の目玉が、地球儀のようにぐるりと一周できる「球体マップ」の採用。マップを回転・ズームさせながら目的地を探す感覚は、これまでの平面マップとはまったく異なる新鮮な探索体験を生み出している。366を超える駅と、2,300件以上の物件が世界各地に配置されており、ボリューム面でもシリーズ屈指の規模を誇る。
飛行機で世界を移動する「進行系カード」
世界を舞台にした本作ならではの新要素として、飛行機に姿を変えて長距離を一気に移動できる「進行系カード」が登場。大陸をまたいだ移動もスピーディに行えるようになり、世界規模のスケール感を存分に楽しめる仕組みになっている。
世界各地のイベントと妖精キャラクター
訪れた土地ごとに、その国・地域にちなんだ独自のイベントが発生する点も本作の魅力。歴史上のヒーローや世界のお祭りをモチーフにした妖精キャラクターが多数登場し、遊びながら世界各国の文化や名物に親しめる、教育的な側面も持ち合わせている。
シリーズ恒例のボンビーとカードシステム
所持金を減らしてしまう厄介なキャラクター「ボンビー」も本作に続投。誰かがボンビーに取り憑かれると場の空気が一変する、シリーズ恒例のハラハラドキドキも健在だ。さまざまな効果を持つカードを駆使して有利に立ち回ったり、ライバルを妨害したりする駆け引きも引き続き楽しめる。

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評価について
本作は国内向けの人気シリーズという特性上、Metacritic等の海外大手メディアによる集計は確認できなかった。国内で最も信頼性の高い指標であるファミ通クロスレビューでは平均8.8点という高評価を獲得しており、シリーズとしての完成度の高さが引き続き支持されている。前作『昭和 平成 令和も定番!』の国内累計450万本超という実績を土台に、本作も発売から約1カ月で全世界累計出荷100万本を突破するなど、評価・セールスの両面で好調な結果を残している。国民的すごろくゲームとして長年愛されてきたシリーズの安定した完成度に加え、球体マップという新機軸への挑戦も、堅実な評価につながった要因のひとつと言えるだろう。
高評価ポイント
- シリーズ初となる球体マップによる、これまでにない探索・移動の新鮮さ
- 366駅・2,300件以上という、シリーズ屈指のボリューム
- 世界各地の文化や名物に親しめる、教育的な側面を持つイベント・キャラクター
- 誰でもすぐに遊べるルールのシンプルさと、大人でも盛り上がれる駆け引きの深さ
- オンライン対戦にも対応し、離れた場所の友人とも対戦できる
気になる点
- 球体マップは新鮮である一方、従来の日本地図に慣れたシリーズファンには方向感覚が掴みにくいと感じる場合がある
- 海外大手メディアのレビューがほとんどなく、国内メディア・ユーザーの評価が情報の中心になる
- 1プレイあたりの対戦時間が長くなりやすく、じっくり腰を据えて遊ぶ時間が必要
- シリーズ経験者にとっては、基本ルール自体は大きく変わっていないため、目新しさは新要素の部分に限られる
過去作との違い
『桃太郎電鉄』シリーズは伝統的に日本地図を舞台に展開されてきたが、本作は初めて世界地図(球体マップ)を舞台にした点が最大の違いだ。前作『昭和 平成 令和も定番!』が国内累計450万本を超える大ヒットとなったことを受けて開発された本作は、その人気を土台にしつつ、「進行系カード」による飛行機移動や世界各地のイベント・妖精キャラクターなど、グローバル展開ならではの新要素を数多く取り入れている。シリーズの基本ルールを守りながら、舞台をスケールアップさせた正統進化作という位置づけになっている。長年「日本地図の中でどう立ち回るか」を競ってきたシリーズにとって、初めて「世界のどこへ向かうか」という視点が加わったことは、単なる新マップの追加以上の意味を持つ転換点だったといえるだろう。
こんな人におすすめ/おすすめしない人
おすすめな人
- 家族や友人と集まって、盛り上がれるすごろくゲームを探している人
- 世界各国の地理・文化に親しみながら遊べるゲームを求めている人
- 桃太郎電鉄シリーズのファンで、新しい球体マップを体験してみたい人
- 誰でもすぐに参加できる、間口の広いボードゲームを求めている人
おすすめしない人
- 短時間でサクサク遊べるボリュームのゲームを求めている人
- 従来の日本地図を舞台にしたシリーズのプレイ感を優先したい人
- 1人用のじっくりしたストーリー性のあるゲームを求めている人

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まとめ
『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』は、シリーズ初の球体マップと世界規模のスケール感で新しい魅力を打ち出した最新作だ。ファミ通クロスレビュー平均8.8点という高評価に加え、発売から約1カ月で全世界累計出荷100万本を突破するなど、評価・セールスともに好調な結果を残している。家族や友人と盛り上がれる定番のすごろくゲームを求めている人には、自信を持っておすすめできる一本だ。